何かの感想(基本的にハロプロ)

ハロプロDD 1推し石田 2推し段原

アンジュルム CONCERT TOUR ~The ANGERME~@J:COMホール八王子(2022.3.19)

Hello! Project 2022 Spring CITY CIRCUIT」と銘打たれた、実質各グループ単独ツアー×5という形式のツアー。待っていた!!!これを待っていた!!!!

しかし案の定、チケットは落選祭り。すべてのグループが見たいので首都圏中心に14公演申し込んで、当選は5公演。当選率は3割ちょっと。そんな中でアンジュルムのツアー初日が取れたのはラッキーだった。

 

会場はハロヲタお馴染みの八王子市民会館ことJ:COMホール八王子。ステージは大きなビジョンと3段の階段状のセット。シンプル。とはいえ、去年の今頃はまだほぼ素舞台でやっていたことを考えると、徐々にコンサートのセットっぽくなってきた。すべてのグループがこのセットで回るということなんだろう。予算も当然あるだろうし、万が一他グループが振替で公演するとかいう場合も想定してるんだろうな。ほんと頑張って欲しい。

 

オープニングは若い順(加入暦短い順)にメンバーがポーズをつけながら登場。そうそうこれこれこういうやつだよ!単独コンサート!!と、早速気持ちが盛り上がる。それにつけてもこういう時の莉佳子カッコ良すぎる。そしていきなりの新曲披露。5月発売!?え?これ今日解禁情報だよね???と、1曲目にして情報量についていけなくなった。

 

声出し禁止&ファン全員が着席状態での単独ホールコンサートなんて、二年前には考えもしなかったが、なんだかんだでこの状態にも慣れてしまっていることに我ながら少し驚く。そしてこの久々の単独で、まずはすっかり垢ぬけた三色団子(特にケロンヌ)といつの間にやら中堅の貫禄さえ出てきた鈴蘭と鈴ちゃんに驚いた。

 

中盤の少人数ユニットによるメドレーも、単独コンサートって感じでよかった。特にかわむーかみこわかなちゃんの「糸島Distance」が私はとても好き。かわむーとかみこのユニゾンて二人ともクリアで高めの可愛い歌声で、パワフルでうるさいイメージ(誉めてる)のアンジュルムの中で、ちょっとしたオアシスというか一服の清涼感というか、そういう部分を担っていると思っている。その二人に、まだちょっと声にあどけなさが残るわかなちゃんが加わって「さわやか可愛い!!!」ってなった。

幸音ちゃんとぺいぺいの「ミラー・ミラー」は、長身でスタイルの良い莉佳子や桃奈、かわむーがカッコよく踊ってるMVが印象的だったので、小柄な二人が踊ってるのが微笑ましく感じてしまったけれど、とにかく二人とも楽しそうだったので、段々と見ているこっちまで楽しくなってしまった。

 

セットリストはアンジュルム楽曲を新旧織り交ぜて、という感じだった。「次々続々」の「たーーーけーーー!」は、声は出せずとも各々が手拍子やキンブレの動きで表現していて、会場の一体感がものすごかった。メンバー含めて各自の脳内には聴こえていたはず。

ただ、やはり「次々続々」含め、特に2019年以前の曲についてはどうしてもかわむーより上のメンバー4人のパフォーマンスが飛びぬけて感じた。単純な歌やダンスのうまさ以上に、場数を踏んだ経験値による、気持ちの余裕とか見せ方の上手さという部分が大きいと思う。こればっかりは今の状況では仕方がない。逆に言えば、若手メンバーもこれから単独ツアー回っていくに従ってどんどん良くなっていくのだろう。(しかし残念ながら私は今のところこの初日以外のチケットがない。)

「大器晩成」と「46億年LOVE」で締めるというのはマンネリと言えばマンネリだけど、これだけメンバーがジャンジャン入れ替わっている中で、セトリぐらいは鉄板でもいいじゃないか!と思ったり。

アンコールは、ついに堂島孝平作詞作曲の新曲。ポップで楽しい感じの曲で、いまの若いアンジュルムに似合っていると思った。これは声出し&スタンディングで盛り上がりたい曲。

 

コンサートの終盤、タケちゃんが「ここでお知らせがありまーす!」と発した時、前日のまなかん卒業発表が一瞬よぎって身構えたけれど、純粋に武道館コンサートのお知らせだったので本当に助かった(私のメンタルが)。武道館のチケットは取れるといいなあ!!!